こんにちは。当ブログの執筆者のKOJI(こーじ)です。訪問していただきありがとうございます。
執筆者のプロフィール

- 1990年新潟県生まれ。大学卒業後、地元の産業装置メーカーへ就職。装置の電気設計業務に携わる。装置据付業務で半年間の韓国赴任も経験。
- 社内転職(部署移動)で施設管理部門に配属。設備導入に伴う工事で多くの建設業者と関わりをもつことで建設業に興味をもつ。
- 電気工事店へ転職。木造住宅の電気工事を中心に年間20〜30棟を施工。第一種電気工事士の資格を取得。YouTubeで多能工職人さんの動画を発見し『多能工』になることを志す。
- 設備工事の技術を習得するために転職活動を開始。人生相談に行った先で運良くリファラル採用での内定がきまる。
執筆者の経歴

私の経歴について紹介させていただきます。
新卒の就職活動
完全に就職活動をなめてて準備をほとんどしないまま面接へ行ってました(当然、連戦連敗)。
数十社受けてようやく内定をもらったのは地元の産業機器メーカーで、主な取引先は韓国の大手電子機器会社でした。ちょうど事業拡大の時期で猫の手も借りたいようでした。
就職先で学んだこと
大学が電気専攻だったこともあり制御設計部に配属され、ある程度の電気の知識を習得しました。
お客様の会社へ装置を納入するので出張が多く、全国各地を回り、韓国にも半年間滞在したりと周りの友人たちが経験できないことをさせてもらいました。
社内転職(部署移動)で施設管理部へ
25歳の時に初めて自分の環境を変えました。年中ほとんど出張で家族や友人との関わりが疎遠になっている焦燥感から退職を決断しました。
上司に退職の意思を伝え、転職活動を始めようとしたところで別部署の施設管理部から「うちに来ないか」と声をかけられました。
特にやりたい職種があったわけでもなかったので「施設管理って出張ないみたいだし、やってみるか」くらいのノリで退職を撤回し、部署移動することをにしました。
建設業界への興味をもったキッカケ
施設管理部では社内設備のメンテナンスや設備導入を行いました。それまでは電気の分野をかじった程度でしたが社内の設備全般を知ることができ知見が広がりました。
また設備導入の工事で建設業界の人たちと関わりを持つことができました。職人の皆さんが口々に言うのは
「人手がたりない」
「若い人が入ってこない」
という声で、業界全体が抱えている問題をひしひしと感じました。ですが逆に捉えると”需要があって新規参入が少ない → 食いっぱぐれることはない”ということに気付きました。
AIなどのテクノロジーに仕事を奪われる昨今の社会で、代替ができない存在になる重要性を感じていた私は一念発起し転職を決断しました。
電気工事店へ転職
自分の知識を活かせる職人になろうと電気工事店へ転職しました。(軸づらし転職)
最初の就職活動の失敗がありましたので、前職での多くの経験をもとに濃密な自己PRを仕上げて面接に挑みました。するとたいへん興味をもっていただき話のネタが尽きずに面接を終えることができました。
最初の就職活動で苦戦したのが嘘みたいにすんなりと転職することができ、”経験”の価値を実感しました。
人生の転機、多能工を知る
電気工事店に転職してから2年が経ち、仕事も順調に回せるようになったときに、ふと思いました。
「このままこの場所にいていいのだろうか」
正直給料は多くありませんが、やりがいのある仕事で同僚も気の合う人ばかりでした。充実した生活が送れている最中、得体の知れない不安が襲いました。不安の原因を自問自答した結果、ある結論に達しました。
”この場所に居続けてもきっと成長しない”
きっと30年後はそこそこ高い給料になって、たまに少し難易度の高い仕事を任されつつも基本的には今と同じ仕事をしている。この先の社会人生活における30年先の自分の姿が容易に想像できてしまったことに絶望しました。
そんな時、YouTubeで多能工として会社経営をしている方の動画を見つけました。
多能工という生き方があるのか!まさに目から鱗でした。
多能工になるべく転職活動を開始
多能工に可能性を感じた私は早速、転職活動をスタートしました。
やるからには将来独立することを想定して電気工事との掛け合わせで希少性が高められそうな水道工事を学ぼうと設備系の企業を志望しました。
その過程で親戚や知り合いに今後の仕事について人生相談に行ったところ、運良く第一志望の会社に務める方と知り合うことができ、リファラル採用(社員からの紹介による採用)に結びつきました。
想定していた展開とは違いましたが、この結果も相談しに行くという行動がもたらしたもので、行動を起こすことの大切さを学びました。
読者の皆さんに伝えたいこと

このブログでは私の生き方『多能工』を通じて転職の重要さや仕事のメソッドを発信しています。
私自身、”まだ何者でもない1人”です。
そんな私が偉そうに語ることの”おこがましさ”はありますが、現在進行形の生の声をお伝えしたいと思っています。成功も失敗も包み隠さずお伝えし共有しますので、是非学びにしていただきたいです。
この記事を読んでいる皆さんが[転職×多能工のすすめ]を通じてステップアップし、大転職時代を乗り切っていくことを切に願っております。
私も頑張ります。